昨年の誕生日で、僕は50年間生きてきました。僕なりに思った50年の節目に少し書きます。人間はいつの時も同じ考えを持って生きていけません。基本的なところは変わらないと思うけど、人との付き合いとか、経験とか毎日変化しているからでしょうか。余り変わってないようで、内面は随分変わってしまったというのか、知らない内にそのようになってしまったというのか、そんな感じです。思い出・幼い時代・学生時代・若い時代・結婚・子供が生まれる・ゴルフ・コンサート・脳溢血・不渡り・昔の友との出会い・山登り・・・・・・・まだいくつかの点線を描くんだろうか?幼い時代には、恋をしました。人を好きになることは素晴らしいことも知りました。思い出とともに随分遠い昔の話です。学生時代には、静岡県三島市、東京と暮らしました。今思えば、僕の人生はここからが、僕を作っていったんだろうと振り返ります。いろんな友達ができました。いろんな出会いがありました。結婚して、子供に恵まれ、子供のために一生懸命働きました。監督を任され、軟式野球で大きな大会にも参加できました。子供には感謝です。ゴルフやコンサートにも行きました。そして運命の分かれ道、脳溢血で倒れて、病院に担ぎこまれました。満開の桜をリハビリの部屋から涙を流しながら見ていました。この時、多くの友達のお世話になりました。今でも思い出すと涙が溢れてきます。そして、仕事でも不渡りを握ったりもしました。また、昨年は名古屋の友達が中心になって、大学の友達と30年ぶりに再会しました。どの時代でも、50歳の僕を、こんなふうになってしまうと、想像できたのだろうか?できっこないです。その時代を、それなりに自分の思い描いている将来に向けて走ってきたんだろう。いつの時でこそ、そんな風に思います。これからも、今と余り変わらない僕ですが、みなさんよろしくお願いします。一人では生きていかれません。脳溢血になって、友達に救われ一命をもらいました。こんな体験は、あまりないでしょう。その後、大学時代の友と再会して涙がでました。新幹線の改札のところでうな垂れる僕に「おい!どうした、どうした」と肩を抱いて笑ってくれました。そんなに強くなく、ただただ普通なんです。今の僕は、50歳の僕はそんなに強くないんです。僕の家族・多くの友達に感謝しています。心からお礼を言わせてください。ありがとう。
平成24年1月14日
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